
ご覧頂きありがとうございます!
日々お金の勉強、モリフクロコでございます。
早速ですが、育児休暇中に配偶者控除が利用できることをご存知でしょうか?
フクロコは全く知らずに、損をするところでした。
その額10万円以上!!
- 配偶者控除って何?
- 育休中の節税について知りたい
配偶者控除を申請すると、所得税や住民税が安くなります。
所得税返還までの経緯は①〜⑤の記事でお話しています。
これまでの記事はコチラから⇒【配偶者控除を知りませんでした。】
そして、今回は住民税の返還についてまとめます!
住民税すっかり頭になかった…。⑤で完結じゃなかった…(✽ ゚д゚ ✽)
↑思いっきり【完】って書いています。無知さ丸出しです☆

ちゃんと、住民税返還についてもまとめていきます!
フクロコと同じ様に知らなかった方!ぜひチェックしてくださいね☆
住民税の返還




住民税返還までの流れ
- 3/15
- 4/2
- 7/1住民税の変更通知書が届く
振込先を指定した書類を返送
- 7/20住民税返還

住民税の返還は、還付申告をしてから約4ヵ月後の振込みでした。
所得税の返還は還付申告3週間後だったので、期間にかなりの違いがありますね。
還付申告をした際に、●●円返還と、予定金額が出てきます。
でも、これはあくまで国税分の所得税のお話。
地方税である住民税は、それぞれの自治体ごとに計算されるため、国税分とは別で戻ってきます。

所得税返還の段階で終わりだと思ってたよ〜(;^ω^)
所得税と住民税で控除額が変わる!?
実際に送られてきた変更通知書がコチラ⇓


配偶者控除が0から33万になってる!
…ん?38万じゃないの(・・?
所得税と住民税では配偶者控除額が異なります。
所得税の場合は38万円ですが、住民税は33万円です!
基礎控除も上の写真では33万円ですが、所得税の場合は48万円です。(2019年までは38万円)
控除額も違えば、税金の計算方法も異なります。
同じ配偶者控除でも、所得税と住民税では還付金額が全くことなることも…。

実際に、我が家は住民税の方が多く戻ってきました!
所得税・住民税の返還目安
所得税 | 住民税 | 合計額 |
---|---|---|
1.9万円 | 3.3万円 | 5.2万円 |

住民税のほうが1万円以上多い!
所得税は所得によって税率が異なり、年収400万円の場合は、5%が一般的です。
そしてこの5%が一番低い税率で、所得が高くなるほど税率も上がり、返還金額も多くなります。

仮に所得税は5%で計算します。
所得税の場合、38万円控除の税率5%で1.9万円。
所得税の場合は所得額に応じて課税税率が変わる一方、住民税は基本一律10%です。

住民税は、33万円控除の税率10%で3.3万円。
単純計算では、1年分の配偶者控除申告で合計5.2万円の節税になります。
実際に、我が家は2年分の還付申告で、10万円以上戻ってきました!!
※実際の計算は、各個人の様々な要素で金額が変わっていきます。あくまで目安としてお考えください。
配偶者控除を受ける条件
以下の条件であれば育休中に配偶者控除が利用できます!!
- 夫の合計所得金額が1,000万円以下
- 妻の合計所得金額が48万円以下(2019年までは38万円以下)

この合計所得金額に出産手当金や育児休業給付金などは含まれません!!
非課税で頂けるお金です。ありがたい…。
1年間(1月〜12月)で、産休・育休手当てしか貰ってないという場合は、所得ゼロ!!
配偶者控除はほぼ受けられると思ってOKです◎
なお、給与収入と合計所得金額は異なります。
基準としては、妻の給与が103万以下であれば、配偶者控除を受けることができます。
1年の途中で産休に入ったから、103万円以上はお給料貰っちゃってるわーと言う方も、配偶者“特別”控除という制度もあるので、要チェック!
額は段階的に減っていきますが、201万円までは控除を受けることができます。

配偶者控除や配偶者特別控除は、5年以内であれば還付申告ができます!
我が家も2年分は還付申告です。そして、今回の住民税返還に繋がっています。
スマホでの還付申告の様子は④の記事でお話ししています。




コチラの記事をアップしたのが、7月末…。
実は、2ヶ月後の9月にまたまた配偶者控除でのメリットが発生しました。
保育料が下がったのです!(◎_◎;)
保育料については、まとめ記事でお話しします。
気になる方は下記にリンクがありますので、全体のおさらいと共にチェックしてくださいね(`・ω・´)
次々とメリットが出てくる配偶者控除。
対象者の方は申告をお忘れなく!

お話としては、今回の【続】でおしまいです。
最後までご覧いただきありがとうございました!