
ご覧頂きありがとうございます!
モリフクロコと申します。
2021年9月試験で、無事にFP(ファイナンシャルプランナー)2級に合格しました!
早速ですが、お金に関する制度について質問です。
育児休暇中に配偶者控除が利用できることをご存知でしょうか?
フクロコは全く知らずに、損をするところでした。
その額10万円以上!!
- 配偶者控除って何!?
- 育休中の節税について知りたい!
配偶者控除を申請すると、所得税や住民税が安くなります。
さらに言えば、保育料も…!?
フクロコ夫婦は、共働きで税金の知識はゼロ☆
配偶者控除を利用したことがなければ、存在自体も知らないような状態でした。
そんなフクロコ夫婦が、配偶者控除を申請してお金を返してもらうまでのお話を①〜⑤と【続】の記事でお話ししてきました。

今回は過去6記事分のまとめ投稿です!
イラストエッセイの一気読みもできます!
時間のない方や、要約を見たい方はこの記事で配偶者控除について、サクッと見ていきましょう♪
そして、夫に申請してもらいましょう!
同じ様に配偶者控除を知らなかった方の参考になれば嬉しいです(*^^*)
配偶者控除とは?

- 配偶者控除の申告で、所得税38万円・住民税33万円控除!
お金に無知だったフクロコは控除の意味が分からずに、38万円そっくり戻ってくると勘違いしました(^◇^;)
平均年収と言われる400万円の場合、控除により戻ってくる金額目安は5.2万円です。
条件により細かな計算が変わってくるので、あくまで目安です!!
所得税の配偶者控除は②、住民税の配偶者控除は【続】でお話ししていますので、細かく知りたい方はご覧ください。
配偶者控除の適用条件
- 夫の合計所得金額が1,000万円以下
- 妻の合計所得金額が48万円以下(2019年までは38万円以下)
以上の条件で、配偶者控除を利用できます!

ここで注意して欲しいのは合計所得金額≠年収ということ(`・ω・´)
会社員として勤めている場合、年収103万円以下であれば配偶者控除が受けられます。
年収103万円−給与所得控除55万円=合計所得金額48万円
他にも事業所得や雑所得などがある場合は、別途計算が必要になってきます。
育休金などの給付金は所得に含まれないので、カウントしなくてOK◎
その年に勤務先から受け取った給与が103万円以下であれば、配偶者控除の対象です。
フクロコの場合は、3年間勤務先からの給与はなく、育休金のみ。
配偶者控除を受けることができました!

給与年収が103万円以上の場合でも、201万円以下なら配偶者“特別”控除が申請できる!
配偶者控除とは別に、配偶者特別控除という制度もあります。
配偶者の合計所得金額が上がるごとに控除額は減ってきますが、対象であるならば申請しておきましょうね(*^^*)
時短復帰で給与所得が減った場合は、こちらが対象になる場合があります。

実際に、フクロコも時短復帰で所得が減ったので、対象者に。
2021年分はパパちに配偶者特別控除を申告してもらう予定です。
配偶者控除のメリット
- 所得税・住民税が安くなる!
- 保育料が安くなる!


我が家は2年分の還付申告で10万円以上のお金が戻ってきました!
還付申告については、下記でお話しします。
裏を返せば、払う必要がないのに、それだけの金額を取られていたということ…。
そして、パパちの住民税の所得割課税額が減ったことで、保育料まで安くなりました!

その額2人分で月額7,400円!
年間88,800円…(◎_◎;)!?
保育料は毎年9月に前年分の住民税額を参考に訂正されます。
9月に保育料決定通知を受け取り、明らかに安くなっていて驚きました!
正確言うと、上の子のカリちゃんは3歳児なので保育料はかかりません。
保育料はかかりませんが、毎月給食費は払っています。
その給食費が9月から安くなりました!
配偶者控除を申告しただけで、払わずに済む金額はかなりの額になりました!
配偶者控除のデメリット
- 手続きが必要
- ふるさと納税の上限額が下がる

申告がよく分からない…。
今まで会社員共働きだったフクロコ夫婦。
配偶者控除とは無縁でした。
配偶者控除は権利があっても、申告をしなければ適用されません。
申告をしなければ、先ほどの払わずに済む10万円以上の金額は当然のように徴収されます。
会社員であれば、年末調整で配偶者控除を申告すれば、あとは勤務先におまかせでOK!
でも、その年末調整すら、税金とは関わりの浅い会社員には面倒なもの…。
パパちは、年末調整での配偶者控除のやり方が分からずに、申告をしませんでした。
そのことについては③でお話ししています。
その年の分は、確定申告をすることで事なきを得ました。

申請は面倒ですが、戻ってくる金額を考えたら、配偶者控除はやるべきです!
確定申告より年末調整の方が簡単なのは確実なので、年末調整でしっかり申告してもらいましょう(`・ω・´)
配偶者控除によって支払う税金が減ることで生まれるデメリットとしては、ふるさと納税の上限金額が減るということがあります。
ただ、ふるさと納税の上限額を下げないために、配偶者控除をしないというのはナンセンス!!
配偶者控除で得られるメリットの方が、断然多いからです。
ふるさと納税を利用する際は、配偶者控除を考慮して上限額を調べましょう。
楽天ふるさと納税のかんたんシミュレーターであれば、配偶者控除の有無が選べます!
詳しくは、ふるさと納税に関する記事も書いていますので、コチラをご覧ください(*^^*)
ふるさと納税もお得な制度なので、まだデビューされていない方は要チェックです☆
配偶者控除は還付申告できる!

配偶者控除は過去5年分は遡って還付申告ができる!
育休中に所得なかったけど、配偶者控除してなかった…。
確定申告の時期はとっくに終わっちゃったよ…。
という方も、5年以内であれば大丈夫です!
還付申告をしてもらいましょう(`・ω・´)

実際にフクロコも還付申告のことを知ったのは、育休の終盤。
2年分は還付申告で取り戻しています!
還付申告は、税務署またはネットで、いつでも申告が可能です。
パパちはスマホで2年分の還付申告と確定申告をしました。
その時の様子は④で詳しくお話ししています。
還付申告によって住民税が安くなった場合、保育料も還元される可能性があります。
ただし、対応してくれるかはお住まいの自治体によります。
問い合わせをして確認してみてくださいね(*^^*)

配偶者控除に関するまとめは以上です!
権利がある方は、しっかり申告しましょうね。
お金の世界は知らないと損をする
先ほどもお話ししたように、配偶者控除は申告をして初めて利用できる制度です。

もし申告をしていなければ、10万円以上のお金は戻ってくることはなかったし、保育料も安くならなかった。
我が家は20万円以上の損をするところでした…。
お金の世界では、「知らなければ、損していると気づくことなく損をする」ことがたくさんあります。
そういう世界なのです。
ここまでこの記事を読んでいただいている貴方は、お金について“知る”ことが重要だと分かったのではないでしょうか(`・ω・´)

フクロコは、お金に対して無知でいることに危機感を覚え、簿記とFPの資格を取りました!
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実際には、人と話すことで自分の理解を深めることに繋がり、相談して良かったと思いました!

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その点は、心しておくべきでしょう(`・ω・´)
基本的には、自分で学んでいくという気持ちを持つことをオススメします(*^^*)
その方が、こういったサービスもより上手に活用してくことができますよ♪
あなたが知らず知らずのうちに損をすることが無くなりますように!
まずは、配偶者控除の申告をお忘れずに☆
イラストエッセイ一気読み

最後までご覧いただきありがとうございました。