ご覧いただきありがとうございます!
モリフクロコと申します。
現役保育士として働いています。
育休中に【令和2年後期保育士試験】に挑戦し、見事一発合格することができました!
全体の体験談は別記事でイラストエッセイでご紹介しています。
こちらの記事では、私の【実技試験「造形」対策】を詳しくまとめます。
ちなみに、私は美術の教員免許免許も持っています!
私の行なった対策を余すことなくご紹介します。
試験対策に塗り絵もご用意していますので、ぜひ最後までご覧ください。
保育士資格に興味がある方、挑戦される方の参考になれば嬉しいです♫
たくさんの方に合格してもらって、保育士不足問題が解決されてほしい…!!
それでは、本題に入ります(`・ω・´)ゞ
実技試験「造形に関する技術」
内容 | 色鉛筆で保育の一場面を45分間で描く |
課題 | 試験開始まで不明 |
色鉛筆 | 12~24色程度 クレヨン・パス・マーカーペン等の使用は不可(クーピーは可) |
ポイント | ・A4用紙内、縦横19㎝の正方形に描く ・人物の形をしたイラスト入りのものは机の上に置けない |
お題が分かっている状態でも、45分で全ての面を塗るのは時間との勝負(;^ω^)
造形もしっかりと対策が必要です。
「音楽に関する技術」の対策経験談
通信講座選びは失敗!
ヒューマン | フォーサイト | ユーキャン | キャリカレ |
---|
実技添削 | ◎ | ー | ー | ー |
詳細 |
【ヒューマンアカデミー(旧たのまな)】であれば、実技添削まで行なってもらえます。
私が選んだキャリカレには、ポイント動画のみ…( ;∀;)
実技試験以外にも、筆記試験でもたのまなの方が良かったと思う場面がありました(^◇^;)
詳細は、他の記事でお話ししています。
というわけで、独学で造形試験対策を進めることになりました。
my色鉛筆軍団を作りました!
- 異なるメーカーを塗り比べて発色の良い色鉛筆を採用
- 茶色(輪郭用)と黄土色(下書き用)は貧乏削りに
- 配置を決めて、色鉛筆選びで迷わないようにする
- 鉛筆が転がらないように、下にハンドタオルを敷く
異なるメーカーを塗り比べて発色の良い色鉛筆を採用
試験に持ち込める色鉛筆は12〜24色程度。
36色の色鉛筆なら持っているけど24色までか…と思って、新しく購入しました。
後から、36色の中から、24色まで選べばOKだったと気づきました(^◇^;)
ちなみに、購入したのはサクラクレパスの【クーピー色鉛筆】18色。
手持ちのものが北星鉛筆の【COLOR PENCIL】36色です。
基本は購入したクーピー色鉛筆ですが、ピンクとオレンジは発色が良かった北星鉛筆に差し替えました!
他にも、欲しい色を北星鉛筆から追加しています。
クーピー色鉛筆は芯が柔らかく、色を塗るのには最適でした!
ただ、どちらか一つだけを選ぶなら、北星鉛筆を選びます。
クーピー色鉛筆は輪郭を書くと、柔らかい芯が飛んでしまい、点々と少し汚れてしまうからです(^◇^;)
輪郭用の茶色も、北星鉛筆のものを使用しました。
茶色(輪郭用)と黄土色(下書き用)は貧乏削りに
- 輪郭で使う茶色は、ちょうどいい書き味をキープしたい
- 下書きと色塗り両方使う【黄土色】は、芯のへりが早い
この2本は鉛筆削りを使う時間を短縮するために、いわゆる貧乏削りにしました!(地域によっては泥棒削り?)
試験本番は鉛筆削りを使わずに済みました。
配置を決めて、色鉛筆選びで迷わないようにする
使いやすいように配置も決めておきました。
下がメインメンバーで、上がサブメンバー。
下段 | 左側…試験が始まってすぐに使う色(下書き用の黄土色など) 右側…人物の服や遊具の色などに(黄色、ピンク、水色など) |
上段 | 左側…背景や仕上げに使う色(目のこげ茶や頬の紅色など) 右側…滅多に使わないけど念の為机の上には置いておく(赤や青など) |
鉛筆が転がらないように、下にハンドタオルを敷く
色鉛筆が転がったりしないし、かちゃかちゃ音がしないのでオススメです♪
手引きの持ち物には書かれていないけれど使用OKでした!
「人物の形をしたイラスト入りのもの」は机の上に置けないので、注意されないように無地のものを持っていくのが無難です。
色鉛筆もイラスト入りのものは避けましょう。
ダイソーでケント紙を購入
本番一週間前までは、普通のA4コピー用紙に描いて練習していました。
試験まであと約一週間、ダイソーでケント紙を購入しました!
8枚入りだったので、1日1枚使うペースでちょうどよかったです♪
描ける日は、裏も利用して、2回練習しました!
もっと枚数が欲しい!という方は、コチラは25枚入りで価格もお安め♪
50枚入り、100枚入りとなると1枚あたりの値段は更に低くなります。
とはいえ、練習始めはコピー用紙でも事足りますし、保育士試験対策としては25枚あれば十分です(*^^*)
なお、手引きには「紙の種類は試験の当日に提示します。」と書かれています。
例年はケント紙が使用されていますが、急に変わることもあるかもしれません。
色々な保育園の場面を考える
色鉛筆と紙が揃えば、あとは描くのみ!
練習で描いた絵達です。
写真では9つですが、裏も使用していますし、他にもあります。
18枚の絵をPDFファイルに一言ポイント付きでまとめてみたので、よければチェックしてみてください!
造形で一番不安な面は、お題が当日にしか分からないこと!
そのため、保育園のあらゆる場面を練習しておく必要があります。
実技試験対策本をチェック!
どちらのテキストもカラーでお手本の絵がたくさん載っています。
背景や人物の書き方なども詳しく説明されています。
音楽の楽譜や言語の台本などの例も一緒に確認できるので、ぜひチェックしてみてください。
オススメの絵本
こちらの絵本を造形受験者の多くの方が推薦しています。
実際に私も購入しました!
今は保育園で子供たちにこの絵本を読み聞かせることもしています。
複数の構図が一気にできる「ちまちま5cm×5cm」
【保育士試験対策クイズ】というサイトの「ちまちま5cm×5cm」がオススメです♪
時間がなくてもたくさんの構図を考えることができます。
1マス3分以内でタイマーをかけながら練習しました。
これをやるだけで、たくさんのお題をこなした気分になれました♪
過去問以外のお題を自分で考える手間も省けました!
タイムスケジュールを意識して練習!
絵を描くスケジュールを決め、人物や構図、配色も大体決めておきました。
絵のポイント
構図決めのポイント
- 構図は前2人後ろ2人を基本に
- 机が出てくる課題は左下に机を
構図決めは課題読みと合わせて5分までと決めていました。
練習の時は、細かい課題読みがないので、3分で練習しました。
お題は、園児3人以上・保育士1人以上、総人数4人以上になることが多いです。
4人の頭が一直線に並ばないように意識していました。
色塗りのポイント
- まずは全体の色塗りを優先!
- 赤や青は極力使わない
- 色鉛筆の強弱で影をつけながら塗る
- ほっぺたに色をつけて、可愛く仕上げる
下書きは、線がはっきり見えてかつ、消しゴムで消しやすい黄土色を使用。
地面や床の色も黄土色にして、下書きが目立たないようにしました。
輪郭は黒ではなく、茶色を使用しました。下書き後に、まず輪郭から描き込みます。
輪郭を、中の色によって使い分ける方もいますし、最後に書くという方もいます。
赤や青など色味の強いものは極力避けた配色にしていました。
黄色やオレンジ、ピンク、水色を使うと、柔らかい印象になります。
赤にしたい部分には、赤をそのまま使うと強すぎるので、朱色を使っていました。
塗る時は、筆圧の違いで、あらかじめ影をつけながら塗っていきました。
白い部分が残っているのはNGなので、まずは全体に色をつけることを優先しました。
肌色は強弱をつけにくいです。全体を塗った後に仕上げで、影をオレンジで、ほっぺたをピンクで可愛く仕上げました。
ほっぺたに色味をつけてあげると可愛く仕上がります♪
塗り絵をご用意しました!
練習で描いた絵のうち、4枚を塗り絵にしました!
同じ絵で色々な塗り方を試せますし、お子さんと一緒にぬり絵もできます◎
PDFで4枚用意したので、A4用紙に印刷してご利用下さい。
本番を意識すると1枚20分ほどで塗れるといいペースかなと思います(*^^*)
まとめ:色鉛筆とケント紙を用意して描き始めよう!
これから筆記試験の勉強もするという方には、通信講座の【ヒューマンアカデミー】がオススメです。
筆記試験を高クオリティなeラーニングで勉強ができます。
実技試験の添削もしてもらえるので、自分の絵の改善点が分かります。
すでに筆記試験を突破していて、これから実技試験対策をされる方は、まず色鉛筆とケント紙を用意しましょう。
私はこちらの2種類の色鉛筆を組み合わせて、my色鉛筆軍団を作りました!
よく使う色は貧乏削りにし、鉛筆の配置も決めておきました。
ケント紙をダイソーで購入し、本番と同じように19cm×19cmの枠を書いて練習しました。
18枚のイラストや、それを元にしたぬり絵をPDFファイルにまとめたので、試験対策にご活用ください。
造形試験は、本番にならないとお題がわかりません。
実技対策本や、保育園の絵本で保育の場面をチェックしておきましょう。
実技対策本には、音楽の楽譜や言語の台本の見本なども載っていますよ。
私は音楽と造形を選択したので、音楽対策の記事もあります。
造形試験当日の様子も別記事でご紹介しています。
造形試験対策についてお話ししました。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。